彩食県食 九州・佐賀「がばい」
佐賀県(さがけん)は、九州地方の北西部に位置する県。
県庁所在地は佐賀市。日本海と有明海の二つの海に接する。
県西部の唐津・伊万里・有田などは古くから陶磁器の産地として有名である。
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県の花 クスの花
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方言:「
がばい」=とても。すごく。
「ごっかぶい」=ごきぶり。
「やーらしか」=かわいい
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農業
米作りは盛んである。品種別では
ヒノヒカリ、コシヒカリ、夢しずくなどが多い。
野菜では、タマネギ、レンコン、大豆の生産が多い。
果実では、イチゴ(主要品種は、
さがほのか、とよのかなど)、ミカン、ナシなどの生産が多い。
畜産では、九州の他県と同じように、鶏、肉牛、豚の飼育頭数は多い。肉牛に関しては、伊万里市を中心に生産される
「佐賀牛」 「伊万里牛」ブランドが近年広くPRされている。
嬉野市など県内各地で、茶の生産も多い。嬉野茶ブランドで販売されている。
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漁業
有明海では、海苔の生産が特に多く、貝類の漁獲量も多い。
玄界灘では、アジ、サバなどの魚類やイカ、タコ、エビなどの漁獲量が多い。
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窯業
有田町など佐賀県西部では、陶磁器関係の産業が特に盛んで、
有田焼、伊万里焼、唐津焼などのブランドも多い。
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その他
砂糖が豊富に流通したため製菓業が盛ん。小城市の羊羹、佐賀市の丸ぼうろ、唐
津市の松露饅頭など、各地に伝統的な菓子が残っているほか、
江崎グリコの創業
者江崎利一、
森永製菓の創業者森永太一郎は共に佐賀県出身であるなど人材も
輩出している。